投稿規定および投稿予定の方に
このページの内容は、次のPDFファイルでダウンロードできます⇒ 規定など(PDF)。
英文誌に投稿される場合には、このページと併せて次のサイトをご覧ください。⇒ Biogepgraphy
日本生物地理学会投稿規定
(2019年9月20日改正) 「日本生物地理学会会報」は,日本生物地理学会の和文会誌であり,生物地理学に関する研究をはじめ として,分類学,系統学,生態学および多様性保全 に係わる問題など,生物に関する様々な研究を総説, 原著論文,短報,論考等として幅広く,掲載する, 投稿原稿は peer review を受ける .
1. 本会正会員および名誉会員に限り,原著論文等を投稿することが出来る.筆頭を含む共同執筆者として会員外の著者を含むことができる.編集委員からの依頼による場合は,この限りでない .
2. 投稿する報文は未発表の原著に限られる .
3. 原稿は A4(21.0 × 29.7cm) サイズの用紙に, コンピューターあるいはタイプライター(手書き)によって作成されたものとする.
4. 原著論文原稿の順序は次の通りとする .
表題( 短縮表題), 著者名, 所属機関と住所(E-mail address を含む),表題(英文),著者名(英文),所属機関と住所(英文),要約(英文), Key words(7 語程度),要約,本文および謝辞,文献 .
5. 図及び表は別に黒色で作成し,別途それぞれの番号およびタイトルを付ける .
6. 原稿は原則として返却しないが,図版および写真等返却を希望する場合は,その旨明記すること .
7. 属名およびそれ以下の学名は,ICZN (1999) あるいは ICBN (1988) に基づいて用いる.通常, 報文のなかで少なくとも一度は命名者名および命名年を付記する .
8. 属以下の学名はイタリックとし,以下の通りに指定する .
Homo sapiens Linnaeus, 1758 あるいは Homo sa- piens Linnaeus, 1758.人名はロマン体とし,スモールキャピタルを用いない.表題,見出し,著者名はゴチック体とする.図表のサイズ,割り付け等は著者の希望を尊重するが,最終的には編集幹事が決定する .
9. 引用文献は著者名のアルファベット順とし下記の形式で記す .
African marine fishes. Ann. S. Afr. Mus., 32: Barnard,K. H., 1937. Further notes on South 41?67, pls 6-8.
Goldschmidt, T., 1994. Darwins hofvijver. 丸 武 志
(訳),1999. ダーウィンの箱庭ヴィクトリア湖.草思社 .
松田定冬,1917. 海南島の植物 . 植物学雑誌,31:181-192.
Caterino, M. S. & Sperling, F.
A. H., 1999. Papilio phylogeny based on mitochondrial cytochrome ox- idase
I and II genes. Molec. Phylogenet. Evol.,11: 122-137.
10. 原著 1 篇につき図表を含む 2 印刷頁を超える場
合は , 超過分の印刷費 (¥9,500/ 頁,Biogeogra- phy も同じ ) を著者の負但とする.カラー図版は ¥4,000/ 頁を著者の負担とする.また,別刷の費用も著者の負担とする.
11. 図版,その他折り込み地図等は,その印刷費を著者の負担とする.
12. 原稿の採否,掲載順序は編集委員会が決定する. 論文の内容,体裁等については編集委員会が訂 正するか,あるいは著者に訂正を求めることが ある.
13. 原則として,初校の校正を著者が行い ,再校以降は編集幹事が行う .
14. 投稿原稿(図表を含む)は,最初 E-mail に添付して,ワードのファイルにて送付する図は, jpg か PDF にて送付する.5MB 以下に分割して送付する.図表の原本およびテキストファイルの CD は必要な場合は,査読が終了し報文が受理された後に送付する.
15. Abstract(英文)は投稿前に,生物学に関わるnative English speaker あるいは科学論文の翻訳に携わる者などの校閲を受ける.
・投稿はEメール添付でお願いします。
・投稿後数日以内にメールにて受領の連絡があります。投稿者は必ず確認して下さい。
「Biogeography」および「日本生物地理学会会報」に投稿予定の方に
日本生物地理学会会報編集委員長 森中定治・Biogeography編集委員長 本村 浩之 本会では,日本生物地理学会会報 (Bulletin of the Biogeographical Society of Japan) を 1999 年度より和文論文を中心とした内容に改装し,新たに英文誌としての Biogeography を立ち上げました.Biogeography の創刊号は 1999 年 8 月 17 日付けで発行し,カラーもふんだんに取り入れた国際誌としてスタートしました.両誌とも編集上の基本的な体裁は従来の日本生物地理学会会報を 踏襲しておりますが,細部では種々の変更を行っております.Biogeography および日本生物地理学会会報への投稿を予定されている会員の方は,以下の点をお含み置き願います.
2018 年 9 月発行の学会通信第 51 号にてお知らせしました通り,2019 年度(Biogeography Vol.21,日本生物地理学会会報 第 74 巻)から両雑誌とも A4 版になります。
投稿原稿の送付先
日本生物地理学会会報 「発行予定 12 月 20 日,投稿締切9月末日」森中 定治(日本生物地理学会会報編集委員長)
〒 333-0805 埼玉県川口市戸塚鋏町 11-20
Tel:048-295-4574 E-mail:delias#kjd.biglobe.ne.jp (#は@に)
Biogeography 「発行予定 9 月 20 日,投稿締切6月末日」
本村 浩之(Biogeography編集委員長)
〒890-0065 鹿児島市郡元1-21-30
鹿児島大学総合研究博物館
Tel: 099-285-8111
E-mail: motomura#kaum.kagoshima-u.ac.jp (#は@に)
1.著作の引用に関する件
本文中に Author (s)(year) または (Author (s), year) として引用された論文等については,必ず引用文献または文献として,著者名のアルファベット順に末尾にリストして下さい.この際, 論文等は原則として全頁を引用することとし,その論文等の特定の頁だけの引用は避け,シノニミックリストなどで必 要な場合は本文中でのみ行って下さい.また,複数の著者による単行本の引用は,引用される著作が単 行本全体の場合と,分担執筆の部分だけの場合で異なります.前者の場合,単行本全体の頁数やプレート数を入れて頂きたいと思います.日本の出版物では,編集者の他に監修者や補校者がいたりして, どう表示していいか訳の分からないものも多数ありますが,次のような例を参考にして下さい.
西村光雄(編),桑原万寿太郎(監修),1980.生物学の研究法.基礎生物学シリーズ,15, 218 pp.共立出版,東京 .
また,この本の中の特定の論文だけを引用するのであれば,次のようにして下さい.
向井輝美・山口修・山崎常行,1980.ショウジョウバエ自然集団の遺伝的変異の解析.西村光雄(編),桑原万寿太郎(監修),生物学の研究法.基礎生物学シリーズ,15: 141? 163,213.共立出版,東京 .
もし仮に,引用したい部分が 157 頁だけであったとしても,引用文献の方で「…生物学の研究法,基礎生物学シリーズ,15: 157」とすることは避けて下さい.引用文献における特定の頁を示したい場合,
本文の方で,向井ほか(1980:157)または(向井ほか,1980:157)なりの表示をして下さい.なお,この例では本文中の表示で著者を「向井ほか」としておりますが,3 人以上の著者による論文の引用では全著者名を本文中に記すのがやや冗長ですので,このようにしております.欧文のときの et al. の表示も同様です .
欧文誌の引用も原則は同じですが,単行本のタイトルは先頭語と名詞のみ大文字で書き出し, その他は略すことなく小文字で綴って下さい.
Hall, R. & Holloway, J. D. (Eds), 1998. Biogeography and geological Evolution of SE Asia. ii, 417 pp. Backhuys, Leiden.
de Jong, R. 1998. Halmahera and Seram: different histories, but similar butter 需 y fauna. In Hall, R. & Holloway, J. D. (Eds), Biogeography and geological Evolution of SE Asia: 315-325. Backhuys, Leiden.
単行本に対し,雑誌(継続出版物)のタイトルは,場合により一定のルールで単語の後ろの文字を省略したり(省略形:ピリオドを打つ),途中の文字を略して(短縮形:ピリオドを打 たない)表示しています.原則は World List of scientific Periodicals (4th Edn) に依っていますが, 省略法または短縮法の一部を抜き出すと次のようになっています.
タイトルが一語のときは省略または短縮をしない.(例 : Biogeography; Evolution).
先頭語と名詞は大文字で書き出し,その他は一部の固有名詞に基づく形容詞を大文字で書き 出す以 外は全て小文字で綴る.冠詞,接続詞,前置詞は消去し,主に 2 音節以上の長い綴りの単語は一定の省略または短縮をする.(例 : Bull. biogeogr. Soc. Japan=Bulletin of the Biogeographical Society of Japan; Nature Insects=The Nature & Insects(昆 虫 と 自 然); Jpn. J. Parasit.=Japanese Journal of Parasitology;Publs Qd palaeontogr. Soc.=Publications of the Queensland Palaeontographical Society).
語源が同じ名詞,形容詞は,言語による語尾の違いを無視し,同じ省略をするが(例: zool.= zoologi- cal, zoologisch, zoologique, zoologisck),語義の違う場合は同じ省略または短縮形は生じないようにする(nat.=natural, naturelle, natn.=national; Coll.=College, Colln=Collection).
1 字だけに省略されるもの(a.=annual; J.=Journal, N.=New; q.=quarterly; r.=royal; R.=Royal; S.=South)などのうち,J. だけはその前後に 1 字で略される語を伴うときのみ Jl とする(例 : A. Jl R. N. Z. Inst. Hort.=Annual Journal. Royal New Zealand Institute of Horticulture; Jl N. Y. ent. Soc.=- Journal of the New York Entomological Society).
号数,例えば 48 (3): 66-68. の (3) は 48 巻で通し頁となっている場合は省略します.従って 48: 66-68. となります.通し頁でない場合は省略せず 48 (3): 66-68. としてください.
大体以上ですが,これらは編集サイドでチェックして原稿での略示を変えることもあります .
2.本文中の省略語と短縮語,学名の表記や文字修飾
引用文献の表示について上のように区別することに連動して,本文の方でも省略語と短縮語 を区別するようにしました.Dr=Doctor, Mr=Mister, Mt=Mount,Is または Isls=Islands, Figs=Fig- ures などの短縮語は,従来ピリオドを打っておりましたが,Biogeography の 1 巻からはピリオドを打っておりません.ただし,単複同形のいくつかの語などの複数形で,pages を pp. としたり,species を spp. としたりする点は慣例に従っています .
また多くの場合で,英文中のラテン語についてはイタリック体で表示しています.例として は,ca (circa=about), cf. (confer=compare, see),e. g. (exampli gratia=for example),et al. (et alii=and others), ex(=from, out of), nec (=not), i. e. (id est= that is), s. l. (sensu lato=in the wide sense), s. str. (sensu stricto=in the strict sense), vs (versus=against) などがありますが,体の各部の名称や,sp. nov., gen. nov., comb. nov. や時に sensu などその前後に学名などイタリック体の語を伴うことが多い場合は,立体にしております.
生物の学名は,種名および亜種名,必要であれば属名までは,少なくとも初出の 1 回は,命名者と命名年を入れるようお願いしております.命名者と命名年が丸括弧に入っている場合は, その種や亜 種が記載されたときと属名の組み合わせが変わったことを表わします.同属のいくつかの種や,同種 のいくつかの亜種の表示では,状況に応じて属名や種小名または種形容名 (epithete specifique) を省略しています.大抵の場合イニシャルで問題ありませんが,イニシャルで区別できないときは,区別で きるところまで残してそれ以後を略します(Homo sapiens と H. electus; Papilio xuthus と Pieris ra-pae が共に数回登場するなら P. xuthus と Pi. rapae).また,同種のいくつかの亜種の表示では,文脈により原名亜種の種小名や種形容名を略すこともあります(Delias fr. frater と D. fr. far; Papilio b. bianor と P. b. thrasymedes など).いずれも投稿段階 での表記が変更される場合があります.
「会報及び英文誌の論文の入手方法」
会員は、「Biogeography」および「日本生物地理学会会報」が発行された都度、事務局から受け取ることができます。また、在庫がある場合には、過去の会誌も有料(3千円)で入手ができます。
会員以外で、会誌を入手したい場合には在庫がある場合には、有料(4千円)で入手できます。
個別の論文を入手したい場合には、会誌の発行時から遅れることにはなりますが、「科学技術情報発信・流通総合システム」(J-STAGE:国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が運営する電子ジャーナルプラットフォーム)からダウンロードできます。
⇒ Biogeography 各巻一覧
近年のリストの例:
⇒ Biogeography Vol.25 September 20, 2023
⇒ Biogeography Vol.24 September 20, 2022
日本生物地理学会報は、2003年の第59巻のみJ-STAGEに掲載されています↓。
⇒ 日本生物地理学会会報 第58巻 2003